不動産取引の悪しき慣習

某業者「○○不動産です、ご依頼したいのですが
    お宅は紹介料頂けますか?」
僕 「はっ?僕んとこは紹介料は支払ってませんし
   そもそも懲戒事由なんですけど」
某業者「みんなしてますよ」
僕 「みんなって誰ですか?」
某業者「・・・ (ガチャっ!)」

我々、司法書士は不動産取引の立会いも業務でして、
不動産の名義変更に際し売主さん、買主さんの意思確認、
本人確認、必要書類と署名押印を確認が出来たら買主さん
から代金の受渡しが行われます。
司法書士は、登記手続の報酬を買主さんから頂きます。
さて、不動産取引の大半は買主の仲介不動産屋から
依頼があるのですが、昔からの悪しき名残りと言うか慣習で
一部の心ない司法書士が不動産屋さんに紹介料(リベート)を
払っている様で、非常に問題だと思っております。
僕が知ってるだけでも、あの人と、あの人と、え~っとあの人も。
紹介料(リベート)は、司法書士会では懲戒事由(不当誘致)です。
いまだに懲戒者が後を絶ちませんが、見つかったら運が悪かったと
開き直って払っている同職も依然としています。
本来、信頼関係で繋がるべきところ、繋がってるのがお金な訳です
から早い話、紹介料を営業ツールにする司法書士がいます。
(そんな業者は、沢山払ってくれる司法書士に依頼するに決まっとうやん!)
お金が嫌いな人は多くはないから、本来の報酬額から紹介料を払うと
手取りは減るので、紹介料分を上乗せして買主に請求する訳です。
普通、買主は、一生に一度あるかどうかの不動産取引ですし、
司法書士から請求されたら、そういうものだと思ってしまうんでしょうね。

Q、上乗せすることなく通常報酬の中から紹介料を払うのは良いのか?

A、それもダメ・ダメ(やはり不当誘致)です。
   一見問題なさそうに思えますが・・・。
   え~っと、仮にそこの通常報酬が5万円とします。
   そこから業者にリベートを1万円払うとすると
   司法書士の報酬としては4万円になります。
   つまり4万円で出来るところを5万円請求しているので
   やはり依頼者にリベート分乗っけて請求していることになるんですね。

紹介料が会社か、担当者個人の懐に入ってるかは知りませんが、
そこのあなたっ!必要のないお金を払ってるかもよ。
(※会社としては紹介料の授受禁止を逆手に取って私腹を肥やす
  担当者もいます)

個人的には、司法書士会版「ウィキリークス」を作って、懲戒請求
したいくらいです。

なお、大半の司法書士は、そんなことやってないと思いますし
不動産業者さんも請求していないと思いますが、紹介料の授受
があるのも真実です。

司法書士 にしやん

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